遺産の分け方は、どう決める? 判断のポイントをやさしく解説

更新日:8月7日
遺言書がない場合、相続人全員で遺産の分け方を話し合うことになります。
その際の目安となるのが、法定相続分です。
ただ、財産の種類や配偶者の今後の生活などを考えると、分け方を工夫した方がよい場合もあります。
そこで今回は、遺産の分け方を考えるときの代表的な基準をご紹介します。
遺産の分け方を考えるときの4つの基準
① 法定相続分
② 配偶者の生活
③ 財産の種類
④ 相続税
実際には、いくつか組み合わせながら、ご家庭に合った分け方を考えていきます。
① 法定相続分を基準に考える
法定相続分とは、民法で定められた相続割合です。
たとえば、相続人が配偶者と子ども2人の場合は、配偶者が2分の1、子どもがそれぞれ4分の1となります。
法定相続分は、公平な目安として分け方を考える出発点になります。
② 配偶者の生活を考える
遺産の分け方を考える際、配偶者の今後の生活も大切な視点になります。
住み慣れた家で生活を続けられるよう、自宅と預貯金は配偶者が相続し、子どもはその他の財産を相続するケースもあります。
③ 財産の種類を考える
財産には、それぞれ特徴があります。
たとえば、兄弟でこんな分け方をしたとします。
兄 2,000万円の預金
弟 評価額2,000万円のアパート
金額は同じですが、実際の使いやすさや、管理の手間は異なります。
預金はすぐ使えますが、
アパートは家賃収入がある反面、修繕や入居者対応などの管理が必要になります。
自宅や土地、株式なども、それぞれ特徴があります。
財産の種類による違いも、遺産の分け方を考えるうえで大切な要素です。
④ 相続税を考える
相続税がかかる場合は、税額も分け方を考える基準の一つになります。
たとえば、配偶者には一定の場合に相続税の負担を軽くできる制度があります。
ただし、今回の税金だけを見て決めると、将来の相続で税負担が増えることもあります。
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まとめ
法定相続分は、遺産の分け方を考えるうえでの公平な目安になります。
そのうえで、
配偶者の生活
財産の種類
相続税
も考慮しながら、ご家庭に合った分け方を決めることが大切です。
相続が発生した方へ
相続税申告の進め方や料金については、→ 相続税申告のご案内をご覧ください。
これから相続に備えたい方へ
財産の分け方を生前に整理しておきたい場合は、→ 生前対策のご案内をご覧ください。
「わが家の場合はどう考えればいいの?」と思われたら、お気軽にお声がけください。
状況を整理しながら、一緒に考えていきましょう。
